英語・親子読書推進活動
親子読書推進活動
読書で親子のふれあいを深める
親子で過ごすほっとした静かな穏やかな時間は、保護者からお子様への最高のプレゼントです。
親子読書をたくさん楽しんでください!
今年度も、以上児のお友だちは毎週木曜日に絵本の貸し出しがあります。みんなは、どんな絵本が好きなのかな?どんな本をお家の人とみたいかな?
前橋市立図書館の絵本貸し出し
いしい幼稚園では、前橋市立図書館から年間400冊の絵本を借りています。
「おうちでもっと親子読書を楽しみたい!」「親子で一緒に借りて帰りたい」「私も絵本を選んでみたい!」というご要望もあり、昨年度からは毎週木曜日に市立図書館の絵本を園の玄関先で貸し出しすることになりました。
親子読書のご感想
以前はあまり本に興味を示さず、幼稚園で借りてきても一度も開かずに返却することもありました。言葉を覚えるためにも絵本の読み聞かせを先生からすすめられ、毎晩寝る前に絵本を読む習慣をつけました。最初は乗り気でなかった息子も、その時興味のある妖怪や星座の本を読んであげるとだんだんと最後まで聞けるようになり、以前より集中力がついたように感じます。
今、特にお気に入りなのが『オニじゃないよ おにぎりだよ』です。この作品は、おにぎりが大好きなオニ3人組が知恵を絞って人間たちにおいしいおにぎりを届けようと奮闘するお話なのですが、オニ3人組の掛け合いが読んでいて楽しく、頑張りどころがずれていて笑ってしまいます。息子は「怖くない優しいオニもいるんだね」と言って、オニが少し好きになったようです。読んだ後は温かい気持ちになれる作品です。
私が一年間で一番印象に残った絵本は、アンパンマンの作者 やなせたかし先生の『やさしいライオン』です。この絵本は有名ですが、私は娘が幼稚園で選んでくるまで知りませんでした。内容は、みなしごのライオン ブルブルとブルブルを育ててくれた優しい犬 ムクムクの話です。悲しい結末ですが、最後に少し希望が持てる。そんな内容です。スケッチブックで描いたような絵で、犬のムクムクがとても優しい表情をしています。
娘に感想を聞くと、「ちょっと悲しいお話」と恥ずかしそうに教えてくれました。私が初めてこの本の読み聞かせをした時は、涙ぐんでしまいました。母を想うブルブルの気持ちを考えたからです。子供にとって母親は特別な存在。ムクムクのように優しく見守れる母になりたいと思いました。2歳の妹は、姉に読み聞かせをしていると邪魔をしますが、このときは私の様子が違ったのを感じたのか、静かに聞いてくれました。これを境に絵本を聞いてくれる時間が多くなったように思います。主人は、凶暴なライオンが犬に育てられて優しくなった。親が優しければ子供も優しく育つと言っていました。
我が家は毎日絵本タイムがありまして、毎日3冊は必ず読んでいます。長男が幼稚園の時に読み聞かせのサークルに入ったのがきっかけで、私自身も絵本がとても好きになりました。その中でも私が気に入っているおすすめの絵本を紹介したいと思います。
『きょうのおやつは』
・鏡絵本になっていて、目で見て楽しむ絵本です。
『どうぞのいす』
・優しい気持ちになれる絵本です。
『まくらのせんにん』
・ただ読んであげるだけではなく、子どもとやりとりが出来る絵本です。
かがくいひろしさんの作品はとても読み易く、絵も可愛いので私の一番好きな絵本作家です。
『おばけのひやめしや』
『じごくのラーメンや』
我が家は毎日、夜寝る前に本を読むのが習慣になっています。入園前から姉と一緒に絵本を読んでいたのですが、以前よりも集中して聞けるようになりました。楽しい場面は一緒に笑い、怖いところは一緒にドキドキして、親子でふれあいの時間を楽しんでいます。
わが家の読み聞かせは、幼稚園から帰ってきてから夕食までの空いている時間に、毎日とはいきませんがなるべく多く親子で絵本を読もうと取り組んできました。
息子が特にお気に入りなのが『100かいだてのいえ』です。「うみ」「ちか」とシリーズもあり、まず縦に絵本が開くことが驚きのようです。ページをめくると10階ずつ部屋の様子の分かる断面図が描かれていて、10階毎に違う生き物が住んでいて、息子は1階ずつ指でなぞり迷路感覚で楽しみます。指でなぞるタイミングに合わせて私がその階に書いてある文章を読むと、更に盛り上がり、親子で絵本の隅々まで見ていろいろなことを発見していきます。どんな様子の絵なのかを考えて、会話も盛り上がりとても良い時間が過ごせます。ある日、息子がぽつりと「『くもの100かいだてのいえ』もあるといいのにね」と話し始めました。雲の上に建つ100階だての家の話だそうです。「1階から10階には・・・」と想像がふくらみ、絵本をもとに物語を考えてみたようです。「今度、絵本を作ってみよう」と張り切っている姿に感心しました。